本文にも書きましたが、塾代ってものすごくかかるんですね。ひところウチの子を某有名塾に通わせてましたが、3ヶ月であっさり辞めさせました。ちょっと、お金に見合わないかな~、と言う感じで。まあ、実際のところは、経済的理由よりももうちょっと本質的なのですが…

 

■■ 夢をかなえるマネー術 Vol.337 ■■━━━━━━━━━━━━━━━

マルハの農薬問題を見るに、これからの貧富の格差に慄然とします

(編集後記につづく)

<目次>──────────────────────────────

【1】「子どもを持ったら知っておきたいお金の話」を勝手格付け

【2】外国人が見た日本の不思議 子供の前に、カップルでお金の話をしよう

【3】復活!銀座ランチマップ 焼肉を 食べたいときは ここへ行く

【4】マネカレ指数~ 日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?~

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【1】マネー情報を勝手格付け

~ 世にあふれるマネー情報、「使える」のはどれだ?

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子供をお持ちの方は分かっていただけるかと思うのですが、塾代とかってビックリするぐらい高いですよね?

小学生だって、月に3万、4万円はザラ。これを6年間払い続けるのか~、と思うとゾッとします。仮に3万円だって、

3万 x 12ヶ月 x 6年 = 216万円

コンパクトカー1台分ぐらいのお値段なわけですからね。

これ以外にも全体として、子育てってどのくらいお金がかかるの?という疑問に答えてくれるオススメ本がこちら。

飯村 久美著、子どもを持ったら知っておきたいお金の話

ファイナンシャル・プランナーの視点から、様々なお金にまつわるノウハウが語られています。

ただ、そういうノウハウ以上に大事なところが、

「教育費がどのくらいかかるか」ではなく「教育費をどのくらいかけるか」

と言うところでないかと個人的には思います(119p)。

塾代も、ついつい「他の子も行ってるから」とお金をかけがちですが、そうではなくて自分(の家庭)で考えて、支出をちゃんとコントロールしていくことが大事だというスタンスですね。

ぜひ、子供のお金のことで悩んでいる方には読んでいただきたいです。

そして、実はもっと読んでいただきたいのは、経済的な理由で子供を持つのをためらっているカップル。

漠然と、「子供一人持つと3千万円かかる」なんて情報に惑わされるのではなく、支出をちゃんとコントロールする、という視点を持つとまた別の判断があるはず。

ちなみに著者の飯村さんは、「講師日本一決定戦」E-1グランプリ第3回大会の優勝者

実績・表現力ともに折り紙付きですから、従来のFPが書いた類書とは一線を画した内容になっています。

分 野 :☆ふやす ☆かりる ★つかう ★そなえる ☆かせぐ

難 易 度:★☆☆☆ (初級者向け)

オススメ度:★★★★ (4つ星)

●データ

サービス名:子どもを持ったら知っておきたいお金の話

分 類 :書籍

発行頻度 :-

提 供 者:飯村 久美氏

閲覧者数 :-

H P :http://www.amazon.co.jp/dp/4046000732/

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【2】外国人が見た日本の不思議

~世界ナンバーワン経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル記事~

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「勝手格付け」で紹介した子供&お金の話、そもそもその前に結婚後のカップルのお金の話を知りたい、と言うときにチェックしたいオススメ本があります。

David Bach, Smart Couples Finish Rich: 9 Steps to Creating a Rich Future for You and Your Partner

米国の超著名ファイナンシャル・プランナーが書いた良書です。

ちなみに、日本語版もありますので、ご興味がある方はぜひ手に取っていただきたいですね。

バック著、かしこいカップルが最後に笑う

 

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【3】「銀座ランチマップ」

~今週のイチオシは?~

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最近の私は焼肉はホルモン派。カルビはちょっと油多すぎ、と思ってしまうのはトシのせいでしょうか。

このホルモンセットはオススメです。

焼肉バルHeijoen、スタミナ焼き肉定食、1,300円

マネカレ・バリュー:★★☆ (2つ星)

分煙状況:確認できませんでしたが、分煙かな

アクセス:https://www.facebook.com/GinzaDeLunch

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【4】マネカレ指数

~ 日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?~

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ちょっと下げてますね。政治の動きもあるんでしょうか

2014年1月29日の

マネカレ指数: 11,147円

日経平均株価: 15,384円

これまでの投資金額: 3,780,000円

儲け: 1,436,872円

単純な利益率: 38.0%

(マネカレ指数とは)

2006年7月19日(水)をスタート・ポイントとして、毎週水曜日に日経平均株価に

連動する投資信託を1万円買いつづけた場合の平均購入単価です。

マネー・カレッジの「夢をかなえるマネー術」の投資方法の参考にしていただくた

めに計算しています。

このコーナーの説明はこちら

マネカレ指数

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【編集後記】

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こんにちは。マネー・カレッジ代表の木田知廣です。

最近、冷凍食品の農薬混入問題に関連して、「年収200万円は安いのか、妥当か」みたいな議論がネット上でされています。

容疑者として逮捕された作業者の年収がそれくらいで、それが不満の要因になったのではないか、という文脈ですね。

こういうのを見るにつけ、子供の頃からの金銭教育やキャリア教育って重要だよなぁ、と思います。

教育を通して、子供に稼げる力を付けさせてあげる、お金を管理するノウハウを身につけさせてあげるというのは、もはや現代日本の必須事項ですね。

おそらくは、これからの日本社会は貧富の格差がますます広まっていくでしょう。

やがては米国のように、「持てる1%と持たざる99%」みたいなことにもなりかねないので、キレイ事ではない本音の「生きる力」として、お金の話は重要だと思います。

なので、「勝手格付け」で紹介した本、もちろん親が読むのもいいのですが、これをきっかけにお子さんとお金の話をしてみる、なんてアリだと思います。

幸い、イラスト入りでかわいい想定なので、子供も興味を持ってくれそうだし。

 

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この記事を書いた人

MBAの三冠王木田知廣

木田知廣

MBAで学び、MBAを創り、MBAで教えることから「MBAの三冠王」を自称するビジネス教育のプロフェッショナル。自身の教育手法を広めるべく、講師養成を手がけ、ビジネスだけでなくアロマ、手芸など様々な分野で講師を輩出する。

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